ふぅ
実際の研修内容というところでは、ざっくりいうと
特定のスキルや知識を得るための、「スポット的な研修」
新入社員、若手、管理職候補、管理職、経営陣のように
対象を定めて、体系的に行う「階層別研修」に分かれます。
株式会社X製作所 一代(イチシロ)社長
ほう。
スポット的な研修は、多岐に渡ります。
ニーズがあればそれこそなんでも。
例えば?
まず一般的なのは、PCの使い方、語学、ロジカルシンキング、問題解決力、契約書の読み方、各種関連法、貿易関連、セールストーク、交渉力、プレゼン方法、ファシリテーションなど。
業務に直結するやつだね。
担当者なら最低限持っておくべき知識だ。
直接仕事で使ってないと、眠くなりそうなのが多いな。
そうですね。
社会人の常識という見方もできますから、誰もが受けてもいいと思いますが、業務時間を潰してまで受けさせなくてもいいですね。
他にはどんなのがあるの?
メンタルヘルスチェックが義務化されてからは、そのあたりの研修も増えています。
モチベーション、レジリエンス、アンガーマネジメントなんかがそれですね。
レジリエンス?
聞いたことないな。
レジデンスなら知ってるけど。
それ、建物ですから。笑
レジリエンスというのは、ポジティブ心理学にまつわる言葉で、もともとは回復力や、弾性という意味の言葉です。
シンプルにいうと、ストレス社会で「折れない心」を持ちましょう。というもの。
「打たれ強くなる」という言い方もありますが、私は「しなやかに乗り越えていく力」という表現が好みです。
現代人は打たれ弱い人が増えてるからね。
そういうのもわざわざ知識として教える時代か。。。
昔に比べて、失敗や、怒られる経験が少ないからでしょうか。
だから、いざそれに直面した時に、ポッキリいってしまわないための予備知識、かな。
逆に、アンガーマネジメントは、
怒りっぽい年配の方にも、キレちゃう若者にも必要ですよ。笑
アンガーマネジメント…
怒りのコントロール?
まさに。
怒りをうまくコントロールできると、年収が2倍になって、寿命が7年長くなるとも言われてます。
根拠はわかりませんが、そんなもんかな?って気がしませんか?
確かに血圧上がるのはよくないな。
でも怒りって、感情だろ。止められるものなの?
そう。感情は勝手に沸くので、残念ながらなくなりはしません。
でも、それをどう受け止めて、表現するかは、その人次第です。
怒りの扱いかたを身につけるのか。
パワハラ防止にもなりそうだな。
そうですね。
一代さん、パワハラ、してませんか?大丈夫?^^
う。。。多分。
レクチャーしましょうか?笑
セクハラ・モラハラ・マタハラなどの、各種ハラスメントや、コンプライアンス関連の研修も増えていますね。
社内外に対するリスク回避という観点で。
セクハラ疑惑とか、食品の扱いとか、情報漏洩。
不祥事起こすと、一気に名が売れちゃうからな。苦笑
吹けば飛ぶような中小企業にとっては致命的だ。
要は、悪いことしないようにしましょうねっていうだけなんですけどね。
そうだな。
喉乾いたな。ふぅさん、お茶入れてよ。
いいですよ。
でも気をつけないと、それもパワハラとかセクハラとか言われかねませんよ?
え?え?
そうなの?なんで?どこが?
多様性の時代ですから。^^
いろんな受け止め方をする人がいるってことですよ。笑

・・・続く