ふぅ
そもそも、人材育成って、なんで必要なんでしょうね?
昔は、わざわざ研修をする会社って、あまりなくなかったですか?
株式会社X製作所 一代(イチシロ)社長
そうだね。
私も、最初はぼちぼちの規模の会社に入ったけど、あまり研修らしい研修を受けた記憶はないよ。
戦後、経済成長とともに個人も会社も活力にあふれていた時代は、マンパワーが企業を支えてました。
仕事自体もアナログでチーム戦。
自然と一定数、勢いで組織を引っ張っていくリーダー的な存在が現れて、面倒見のいい先輩が後輩の面倒をみるという文化が当然にあったのではないかと。
古き良き時代、という感じだな。大家族や長屋の中で子供が育つようなイメージか。
よくイタズラして、近所のおっさんに頭をはたかれたものだよ。^^
でもその時に言われた言葉が、時々、おっさんの顔と一緒に浮かぶんだよな。
それこそ年寄りを大事にしろとか、そんな一つひとつが。
そういうの、ありますよね。^^
反面、今は、家族の単位は小さくなり、子供の遊びも個人でするものが増えました。
IT化や海外進出が進んで、個の尊重や、多様性への対応も求められます。
コミュニケーションの手段も変わってきていて、人とのつながりが希薄になっているようにも感じますね。
確かに、営業の部屋も静かだもんなぁ。
電話じゃなくメールで仕事するからね。
時差のある国だと、メールでしないと、寝る時間がなくなってしまうよ。
そうやって、個人で仕事をする時間が増えて、教えたり教わったりする時間が減ってるってことだね。
その割に長い会議がなくならなかったりもしますけど。って、余談です。^^
業務効率化が求められるので、人の面倒をみる余裕がないという側面もありますね。
そんな中で、人材は、人財と考えられるようになりました。
そうそう。ヒューマンリソースだったけ?
人事面ではヒューマンリソース(HR/資源)、経営面ではヒューマンキャピタル(HC/資産)という呼び方が定着してきていますね。
取り替えが利く労働力から、付加価値や利益の源になる人員へ。という感じかな?
おっしゃるとおりです。
これから若い世代が減っていきますので、確保した人財は、大切に育てて活躍してもらい、流出を防ぐ手立ても必要になります。
また話がおっきくなりそうだな。苦笑
あ、すみません。思い入れが強くて。^^
人材育成の目的でした。。。。
うん。
人材育成の目的は、大事な資源である人財を、効果的・効率的に生かして、企業の競争力と利益を最大化することです。
言葉にすると、ちょっと冷たい印象だが、ごもっとも。。。
これからは機械化だけでなくAI化も進んできますから、他社より優れているためには、一人ひとりの知識やスキルをあげることが必須になります。
人を育て、大事にしない企業は、社員からも見放されていきます。
採用をしてもしても、優秀な人材から辞めていくというお悩みを聞いたこともあります。
いずれにしても、人材育成は、経営戦略の一環として取り組むべき課題です!
ふぅさん、熱いね。^^
すみません。汗
過去の記憶が。。。^^
で、実際どんな研修があるんだい?

・・・続く

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